危険回避と自由度のバランス感覚を

リスクマネジメント委員会の取組

リスクマネジメント委員会の設置と目的

リスクマネジメントを単なる安全対策だけと捉えず、事業継続に対する重要問題として捉え対応していく。またリスクマネジメント対策については、手間さえかければ効果が上がるという間違った価値観を捨て、限られた環境下で、いかに少ない労力で事故予防が出来るかという視点にたって対応を進めていく。また安全を強化することのみに主眼を置くと、ご利用者の自由度が低下するため、いかに自由度と安全性のバランスをとっていくかも重要な委員会の役割となります。

リスクマネジメント委員会の特徴

❏組織全体で取り組む

❏リスクの『把握』-『分析』-『具体的対応』-『評価』の一連のプロセスをシンプルに実践し且つ安全を保持する。

❏ご家族との連携強化を図り、予防段階と事後段階ともにしっかりと対応策を説明する。 

リスクマネージャーの設置

❏エーデルでは、リスクマネジメントの実務担当者としてリスクマネージャーを設置。

❏率先してリスクマネジメントに特化した知識や技術を高め、組織全体にその対応を構築していく。

リスクレベルの制定

リスクレベル リスクレベルの定義
レベル① 転倒しそう、転落しそう等トラブルにつながりそうなケース
レベル② 転倒した、皮膚剥離をおこした等、実際にトラブルが発生したが、内容的に軽度であり病院受診の必要性がないケース
レベル③ 転倒した、皮膚剥離をおこした等、実際にトラブルが発生し内容的に重度であり、病院受診の必要があるケース
レベル④ 事故により生命に重篤な危険が及ぶケース